僕は愛知出身なのですが方言のせいで中学生の時英語のテストに間違えた解答をしたことがあります。
after school
これなんて訳しますか?
・・・・・
・・・・・
・・・・・
そう放課後ですね。
この放課後という言葉愛知県民だと意味がわからないんですよ。
ちなみに僕は当時授業後と解答をして×マークをもらいました。
今回はなぜafter schoolを授業後と解答したのか、愛知県民から見た放課後という言葉の見え方について話します。
放課とは?
一般的な意味の放課
放課の一般的な意味は小学校・中学校・高等学校でその日の定まった課業(授業)の時間が終わることを指します。
5限まで授業があるなら5限まで終えたこと、6限まで授業があるなら6限まで終えたことを放課と呼びます。
愛知県民の放課
授業と授業の間の休み時間のことを愛知では放課と呼びます。
僕が学生の頃は10分休むのなら10分放課、20分休むのなら20分放課と呼んでいました。
愛知では当たり前のように使われていますが方言なので他県へ行って話をするとまったく意味が通じません。
方言により生じるズレ
一般的な意味の放課:その日の授業をすべて終えたこと
愛知県民の放課:授業と授業の間の休み時間
すでに全く別の意味になってしまっていますね。
放課後がどんな意味になってしまうのか?
本題です。ズレが生じてしまったことにより起こる”放課後”の意味について見てみましょう。
一般的な意味の放課後
まずは一般的な意味の放課後です。
一般的にはその日の定まった課業(授業)を終えたあとの時間のことを指します。
学校で勉強を終えたあとの自由な時間ですね。
愛知県民の放課後
次に放課が休み時間という方言の場合の放課後の意味ですね。
わりと意味が分からないことになります。
休み時間のあと・・・つまり授業中?のことを指すんですかね。
または休み時間が始まった段階から放課後と呼んでしまうかもしれません。
放課後の意味がこうなる
一般的な放課後:授業をすべて終えた後の時間のこと
愛知県民の放課後:休み時間の後の時間(授業中?)、休み時間そのもの
このように放課のことを休み時間だと理解していて一般的な放課の意味を知らないと愛知県民は混乱してしまいます。
授業を終えたあとの時間を授業後と呼ぶ
なぜ僕がafter schoolを授業後と解答したのか。
それは愛知では授業を終えたあとの時間のこと(放課後)を授業後と呼んでいるからです。
他県ではこれらの言葉を使っても通じないかもしれませんね。愛知では普通に使っています。
まとめ
混乱するので愛知で放課を休み時間という意味で使うのをやめましょう(提案)
としてもらいたいところですが無理な話なので愛知県民は放課が2種類の意味を持っていることを知っておきましょう。
1. 授業の間の休み時間(方言)
2.その日の授業をすべて終えたこと
また、他県の方も愛知は方言として放課を休み時間のことだと認識していることも知っておきましょう。