ポケモンは1匹ごとに個性を持っています。
個性を確認するにはポケモンのステータス画面から「性格」や「出会った場所と日にち」と同じページに「個性」も一緒に記されています。
今回はポケモンの個性に関する解説をしていきます。
ポケモンの個性
ポケモンの個性は「ポケモンが1番得意とする能力」を知ることができるものです。
具体的に言うと「ポケモンが持つ6つの能力(HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ)の中で個体値が一番高いもの」を知ることができます。
覚えておきたい個性
個性の種類は30種類あるのですが覚える必要があるのは以下の6つだけでOKです。
能力 | 個性 |
---|---|
HP | ひるねをよくする |
攻撃 | あばれることがすき |
防御 | うたれづよい |
特攻 | イタズラがすき |
特防 | ちょっぴりみえっぱり |
素早さ | ものおとにびんかん |
これらの個性は対応した能力の個体値が「1、6、11、16、21、26、31」のいずれかに当てはまります。
個体値31を持つポケモンは必ず上記の個性となるわけですね。
なぜ個体値が「1、6、11、16、21、26、31」のいずれかなのかは次の項目で紹介しています。
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ポケモンの個性リスト
個体値は0〜31の32段階ありますが個体値を5で割った余りで個性が決定されます。
◆HP
余り | 個性 |
---|---|
0 | たべるのがだいすき |
1 | ひるねをよくする |
2 | いねむりがおおい |
3 | ものをよくちらかす |
4 | のんびりするのがすき |
◆攻撃
余り | 個性 |
---|---|
0 | ちからがじまん |
1 | あばれることがすき |
2 | ちょっとおこりっぽい |
3 | ケンカをするのがすき |
4 | ちのけがおおい |
◆防御
余り | 個性 |
---|---|
0 | からだがじょうぶ |
1 | うたれづよい |
2 | ねばりづよい |
3 | しんぼうづよい |
4 | がまんづよい |
◆特攻
余り | 個性 |
---|---|
0 | こうきしんがつよい |
1 | イタズラがすき |
2 | ぬけめがない |
3 | かんがえごとがおおい |
4 | とてもきちょうめん |
◆特防
余り | 個性 |
---|---|
0 | きがつよい |
1 | ちょっぴりみえっぱり |
2 | まけんきがつよい |
3 | まけずぎらい |
4 | ちょっぴりごうじょう |
◆素早さ
余り | 個性 |
---|---|
0 | かけっこがすき |
1 | ものおとにびんかん |
2 | おっちょこちょい |
3 | すこしおちょうしもの |
4 | にげるのがはやい |
例:「ものおとにびんかん」の個性だった場合そのポケモンの能力の最大個体値は素早さが「1,6,11,16,26,31」のいずれか(5で割った余りが1)になります。
他の能力の個体値はそれよりも低いか同じ値になります。
リストアップはしましたが僕もリストはすべて把握していないので先程紹介した6つの個性だけ覚えておけばOKです。
個性を活用する場面
(HACS4Vメタモンの個性)
※おさらい H:HP、A:こうげき、C:とくこう、S:すばやさ
サンムーンでは伝説や準伝説のポケモンが3V以上確定して出現します。また新システムの野生のポケモンの「仲間呼び出し」は個体値が高いポケモンを狙うことが可能となりました。
このようにすでに個体値が31があることが確定しているポケモンを捕まえるときに個性を見ることで1箇所だけ「どの能力値の個体値が31なのか」を知ることができます。
逆に覚えておきたい個性ではないポケモンは個体値が31の能力をひとつも持っていないことになります。ポケモンの能力を知る要素として知っておくと活用できる場面は多くあります。
注意点:伝説・準伝説など3V以上が確定しているポケモンなど特定のポケモンに限っては個性を見ただけでどの能力の個体値が31なのかを知ることができますが野生のポケモンなどは必ずしも個体値が31となるわけではないので注意しましょう。
さいごに
ポケモンの個性に関して解説をしてみました。個性を知っておくと6つ能力の最大個体値を知ることが出来るため厳選(良い個体値を持ったポケモンを選別する作業)の時間の短縮に使うことができます。
廃人的な余談ですが技「めざめるパワー」は6つの能力の個体値の偶数・奇数が関係しているので個性を見ただけで狙ったタイプでは無いななんてことが分かってしまう場面もあります。
例えばめざめるパワー炎(捕まえた時点ですばやさの個体値が31はありえない)のカプ・テテフが捕まえたいんだけど捕まえたら個性が「ものおとにびんかん」だった。これはステータスを見るまでもなくダメってことですね。
基礎知識としても応用した知識としても活用できるため覚えておきたい個性だけは知っておいて損はないかなと思います。